「ヤムネームソット・カーオトートยำแหนมสดข้าวทอด」というのが分かりやすい名前でしょうか。ネームのサラダ、というよりごはんが主役のようなライスサラダです。
ヤムยำ=和える
ネームソットแหนมสด=豚肉をお米と砂糖で発酵させた酸味のあるソーセージ
カーオข้าว=ごはん
トートทอด=揚げる
私が初めてこの料理を知ったのはラオスに滞在していたときでした。ラオスではこのライスサラダを「ネームカオ」と呼んでいたので、そういう名前の料理だと思っていたんですが、タイでは「ネームカオ」とは言わず「ヤムネームソット」とか「ヤムネームソット・カーオトート」と呼びます。
お持ち帰り用の屋台。ラオスに近いイサーン地方の料理ですが、バンコクでもたまに売ってるのを見かけます。写真の右の方にあるのは、丸いおにぎりにしたごはんを揚げたもの。このライスボールとネームソーセージ、紐状に切られた豚の皮、ハーブ、揚げたカシューナッツなどを混ぜて辛くて酸っぱい味付けをします。混ぜ込むので、きれいに作ったライスボールも破壊されちゃうのがなんかもったいない…けど、破壊しないとおいしく食べられない!
バイチャプルーなどの葉っぱにつつんで食べます。具沢山で複雑な味。ハーブとナッツの組み合わせはタイのサラダにはよくありますが、柔らかめのソーセージと固めの豚皮も入るので食感もいろいろ。素揚げしたプリッキーヌーがトッピングされてるのが決まりです。あーーー辛い!!ごはんが入ってるのでこれ一品だけでも一食分の食事としても十分満足できちゃいます。でもビールは忘れずに(〃´∀`〃)
ラオスのネームカオを大量のハーブと食べる!
こちらはラオスのビエンチャンのネームカオの有名店”スリーシスターズ”のネームカオ。タイのライスボールはふつうのごはんを使いますが、もち米が主流のラオスでライスボールももち米を使います。
野菜を包む葉っぱはバイチャプルー、バナナのつぼみ、レタスなどがついてました。それと付け合わせのハーブ。こういう皿がでてくると必ずハーブが食べきれなくて残しちゃうんですが…というか、皿のハーブ全部食べてる人を見たこと無いんだけど、残ったのってどうしてるんだろーか。
ほとんどの人がネームカオを注文していました。辛すぎずさっぱりしてて超おいしい!ビアラオはマストー!!
店名スリーシスターズの名前の通り、3姉妹がやってるお店だそうです。
フルーツシェイクも作ってくれるので、ちょいちょい通ってました。
アボカドシェイク。ほかのシェイクに比べてちょっとお高いけど、ラブ(〃´∀`〃)
ビエンチャンに行くときは、ぜひココでラオス版ヤムネームソットの”ネームカオ”も食べてみて下さいねーヾ(o´∀`o)ノ
3 Sisters Restaurant Chao Anou Road, Vientiane, Vientiane Prefecture, Laos
※地図に載ってないけど、だいたいここら辺。向かいにお寺があります。