ミヤンカム(ミエンカム・ミアンカム)เมี่ยงคำはハーブの香りが爽やかなおつまみスナック。甘辛いソースとハーブやピーナッツなどを葉っぱに包んで食べます。
ミヤン/เมี่ยง=葉っぱに包んで食べる料理の名前に使われる言葉
カム/คำ=ひとくち分 で、一口サイズの葉包み料理の意味。
同じ職場のチェンマイ出身のコックさん曰く、「ミヤン」というのはチェンマイの言葉で「終わり」を意味するとか。チェンマイの隣県のラムプーン出身のタイ人女性は、普段北部の言葉を話すものの「私はミヤンってどういう意味か知らない」と言っていたので、ごく一部の地域での方言なのかも??ひとくちで一気にぜーんぶ食べちゃう、的なニュアンスでしょうか。
ミヤンカムは、レストランではお皿にこまごまとした具材を並べたオードブルとして出されますが、屋台でもおやつ的に売られています。
具を葉っぱ(バイチャプルー)に入れて三角に包まれた串刺し式。自分で包まなくていいから楽チン。食べやすいです(*´∀`)葉っぱと具、ソースが別々になって1セットで売られてる場合もあります。
うきうき食べ歩きセット。ビールがすすむ!
オードブル式ミヤンカム。具はホムデーン・ピーナッツのから煎り・ココナッツロングのから煎り、干しえび、マナーオ、ショウガやグラチャイ、プリッキーヌーなどお好みで。
ソースは椰子砂糖とナンプラー、カピなどを煮詰めています。今回はピーナッツ、ココナッツロング、レモングラスやカーなど数種のハーブも一緒に煮詰めた香り高いソースにしました。三角包みは難しいし、日本ではバイチャプルーもそんなに贅沢に使えないから(三角包みだと1個につき2枚使わないとできないので^^;)1枚で簡単に巻くだけ仕様でいただきまーす!
ミエンカムにはやっぱりバイチャプルーが合うと思うんだけど、なかなか気軽に買えるものでもないので、他の葉っぱでも代用できます。ただ、あんまり水分が多いレタスとかだと巻きにくいし、葉っぱの水分によって味が美味しくなくなっちゃうので、なるべく水分の少ない葉っぱが合うと思います。ほうれん草や小松菜の柔らかい部分とか。シソだと葉っぱの香りの主張が大きくなるけど、これはこれでアリかと思います。巻きやすいしねっ(σ´∀`)σ