マレーシア・ペナン島のバトゥフェリンギの屋台街で食べた肉骨茶(バクテー)です。
鍋が熱々でジュージューと音を立てながら煮立った状態で持ってきてくれました!
具は写真奥の骨付きの豚のあばら肉がぶつ切りにされたもの、左から豚のつみれ、厚揚げ豆腐、大豆で作った薄くてパリパリのおアゲさんを八角醤油で煮たものに、さっと火がとおったレタスがトッピング。
お肉はトロトロ系じゃなくて、柔らかいけどかみごたえがあります。
付け合せのグリーンチリとニンニクのみじん切りが入った甘口のタレをつけたほうが味がきりっと締まって美味しくなります。タイ料理のムーパロにちょっと似てるけど、肉骨茶のほうがずっとあっさりしてます。名前にもある通り、スープがほんと、「お茶」みたいにサラサラであっさり。
色の割に薄味で、スープは全部飲めちゃう。
が、後で聞いた話ですが、肉骨茶はお肉の脂がぎっしりでめちゃくちゃカロリーが高いそうです…。(バンコクのヤワラートに数年間住んでた日本人の方いわく「バクテーはカロリー超高いからタイ人は食べないって言ってたよー」と仰っていました^^;)
でもぜんぜんギトギトしてなかったけどなあ?胃もたれもしないし。
さて、肉骨茶の食べ方なんですが、周りを見ても誰も食べてなくてわからなかったんですが、これはご飯にかけるものなのか、ごはんをつけるものなのか?わたしの好みは後者。お茶漬け風に食べたい。
ちなみに、wiki情報によると
スターアニス(大茴香)、シナモン(桂皮)、クローブ(丁子)、コショウ(胡椒)、ニンニク(大蒜)などがよく使われるが、他にも多様な組み合わせがある。 スープは烏龍茶のような深い褐色であることが多く、茶とはいうものの、一般的には茶葉は使用しない。また、しばしばお茶漬けのように米飯にかけて食される。 外食として朝食や昼食で食べられることが多く、現地ではファーストフードのひとつであるが、その他の地域では薬膳料理としても紹介されている。
ということで、ぶっかけお茶漬け風が正解だったみたいです^^;
そうそう、薬膳的な味する!
ちなみに、「何で味付けしてるの?」っておっちゃんにきいたら、だしの素のパックを鍋に入れてました。市販品らしく、横に堂々と吊るし売りされてましたw
マレーシア版だしパックはスパイスがいっぱい。マレーシアの他、シンガポールでも肉骨茶は食されてるそうですね。
タイのハジャイでも肉骨茶屋さんはすごく多かったです。点心と肉骨茶がメインのレストランや、ホーカーセンター(マレーシアの屋台街)のようにおかゆ屋さんやクイッティオ屋さんと一緒に並んでたり、早朝からみんなよく食べていました。
特にハジャイは肉骨茶の有名店が多く、さすがに美味しかったです。⇒ハジャイのバクテー
バトゥフェリンギはペナン島の中でも外国人居住者が多い地域だし、ジョージタウンに比べるとちょっと外人向けにしてるのかも?という感はありました。
食べた場所:マレーシアペナン島 バトゥフェリンギ ホーカーセンター『KAFE LONG BEACH』
お客さんは半分以上外国人でした。そこらじゅうを猫が走り回ってます。
マレーシアでは「cafe」じゃなくて「kafe」。
ちなみにcofeeはcopiと呼びます。なんかかわいい。コピッ。