レモングラスの葉っぱの部分はスーパーのハーブ販売コーナーでもよく売ってるんだけど、タイ料理で使う茎の部分はなぜか売ってないんですよね…(;_;)
ということで、自分で育ててみます。
レモングラスはタイ語でタクライ/ตะไคร้。ヤムタクライ(レモングラスサラダ)、ガイパッタクライ(鶏のレモングラス炒め)などいろんなタイ料理名に出てきます。タイ料理ではレモングラスの葉っぱを使うことは無く、茎だけを使います。ハーブティーにするときも同じで、葉っぱではなく茎の部分からレモングラスの香りを抽出するので、黄色っぽいお茶になります。
3月下旬:レモングラスから根が生えてきた

レモングラスは比較的簡単に栽培が出来ると聞いたのでやってみました。まず、タイ食材店で買ってきたレモングラスから根をはらせるため、何日か水につけておきます。水は毎日取り替えます。暖かくなるまでの間はなかなか根は生えてこなくて、4月になって気温が上がると一気に根がのびてきた感じです。上の画像のようにしっかり根をはらせたら土に植え替えます。
5月初旬:庭に植えてみた
かなり長いこと水につけてましたが、ようやく十分根っこが出てきたので土に差します。レモングラスはかなり大きくなるし、プランターだと育ちが悪いと思ったので庭に地植えしました。
6月初旬:細く長く、葉っぱが成長中

植えてから2週間ぐらいすると、外側が枯れて中から新しい葉っぱが延びてどんどん大きくなってきています。
しっかり根も太ってくれるといいなあ。

こちらはレモングラスの苗を買ってみたものです。一緒に植えてみました。

一番左奥(写真がボケてます…)のが苗から植えたレモングラスで、他のは全部茎から根をはらせて植えたもの。どれも同じように育ってきています。
7月初旬:買った苗は枯れちゃったけど…

全部で10本ほど植えててどれもいい感じで育ってたんですが、購入した苗を含め、3本ほどは枯れてしまいました。見た目じゃ分からなかったけど、強い茎と弱い茎ってあるんだなあ。暑くなってきて急成長です!

生き残ったレモングラスたちは随分茎が太くなってきました。
7月下旬:茎がどんどん逞しくなってきた!

かなり茎が太くなってきてます。最初の細い1本のレモングラスがこんなに大きくなるなんて感激〜ヾ(o´▽`)ノ゙

高さもどんどん成長中。レモングラス栽培経験のある知人に聞いたところ、収穫はあまりあせらず、十分に茎が太くなってからしたほうがその後も生え続けてくれるとの事なので、しっかり極太に成長するまでもう暫く待っておきます。
8月中旬:ごんぶと!!!

葉っぱがわっさー!!!茎と茎のスキマがないジャングル状態にまで成長しました。

茎もかなり太くなってきましたよ!!
11月:伸びきった葉っぱを刈る

わさわさの葉っぱは刈り取りまして、越冬させました。
上の写真は4月ごろのもので、暖かくなるとまた葉っぱが伸びてきました。
翌年8月:再び葉っぱが育ちまくる


植えてから1年ちょいで、かなり茎が立派になりました。葉っぱも再びのびのび。
ここまで太くなったらもう収穫でいいのではないでしょうか!
というのも、実は私、収穫せずにこの後さらに1年放置してしまいまして、めちゃくちゃ硬いレモングラスを収穫する運びとなったのです^^;
植えてから2年半経過の秋・・・

さらに激しく!

さらに太く!!
土から掘りおこすのではなく、土から出てる少し上の部分をハサミでカットします。

部分的に腐って枯れてましたが・・・
なかなか豊作!

しかし、ほとんど葉っぱや硬い皮なので、これらの処理が結構大変。

洗ったら売り物のように綺麗になりましたよー!
これでいろんなハーブ料理が作れる!と思っていたら

ちょっと、固すぎました^^;
成長させすぎて、年輪一枚一枚が分厚すぎてしまい、薄切りにしてもサラダのように生で食べるにはちょっと不備がある出来でした。
トムヤムやお茶になら問題ないのですが、ちょっと残念。

硬い皮の部分で大量のお茶を作りました。贅沢なり。
ということで、レモングラス、土地さえあれば結構簡単に育ちますし京都の寒い冬でも越冬可能です。
株を増やしたい方はお試しをー!
育たせすぎないように注意してねーヽ(;▽;)
パクチー調べていて、どんなパクチー育てようかなと思いノコギリ葉からお邪魔しました。面白かったです。
パクチー育てるのいいですね〜(^O^)
たくさん収穫できますように!